ボルテスV レガシー
10月18日に公開された映画『ボルテスV レガシー』を初日に観てきました。
1977年に放送された日本のTVアニメ『超電磁マシーン ボルテスV』をフィリピンで実写化した作品です。フィリピンではTVシリーズとして全90話が放送されました。その序盤のエピソードを約90分に再編集したのが今回の劇場版。
すごい! すごいですよ!
作り手の『ボルテスV』愛が爆発してます。
リスペクト…というより、「俺たちはこれが観たいんだ!」という気持ちがひしひしと伝わってきます。
熱い…
ぐっときたのは、やはりボルトマシンの発進・合体とボルテスVの戦闘シーン。
戦闘シーンのしつこいほどのこってりした演出は原典の長浜ロボットアニメをほうふつさせます。
武器を使うときに武器名を叫ぶ演出が引き継がれていて、しかもちゃんと理由が付けられていることに感動しました。
加えて、劇中に流れる音楽(劇伴)もオリジナル版をオマージュ。小林亜星作曲の主題歌のメロディーや筒井広志作曲のオリジナルBGMがアレンジされて流れます。もう、この音楽を聴くだけで血がたぎってしまう。
パンフレットは総ルビで子ども向けに作られているように見せて、実はインタビュー、コラムなどが充実。オリジナル版の紹介もしっかり。ロマンアルバムや大図鑑・大百科を意識していると見ました。
入場者プレゼントはペーパークラフト。
今回観たのは字幕版だったので、こんどは吹替版で観たいと思います。